けんご農場をご紹介します
けんご農場について
ご挨拶
(私事)、1952年(昭和27年)5月に農家の長男(姉が1人)として生まれました。家族で、小規模ながら水稲のほか、前栽畑、茶畑にて各種野菜を栽培しておりましたので、それらを手伝う中で、私も見よう見まねで農業の初歩の初歩は会得しました。
その後、仕事は教職を選んだため、退職するまでは、田んぼの管理は近隣の農家さんに委託していましたが、お米も自分で播種し、田植えて育て、自分の水田で収穫したものを食したいという想いを叶えるため、小規模ながら農業を再開しました。世に言う「60の手習い」でしょうか。幸いに、近隣の農家諸先輩方に教えを請うことができ、現在に至っています。
米は、二種類(「夢しずく(早生)」と「ヒノヒカリ(中生)」を植え、栽培しやすい普通の野菜(キャベツ、レタス、白菜、大根、人参、ジャガイモ、生姜等)を、栽培手引き書等を参考にしながら栽培しました。畑の土を肥やすことが大切で、野菜を青虫などの害虫から守るためには、防虫ネット(いわゆるトンネル上に網をかぶせる)の中で栽培すれば、農薬はほとんど使わずに済むことを知り、これを実践しています。
幸いに、町内に「農産物直売所」があり、知人に誘われて組織に加入させて頂き、量は少ないものの、野菜の説明書を貼り付けて販売しています。春になると、裏山(幼少の頃のみかん畑)やその周辺に「ワラビ」が自然に生えますので、これを妻が、毎日、摘み取り軽く湯がいて、揃えて小袋に入れて出荷します。また、筍(先ずは「孟宗竹」、暫く経つと「淡竹」)が立ちますので、同様に自然の恵みを近隣の方々にも味わっていただいております。秋から早春にかけて、椎茸も収穫しては、縁側で天日干しをしています。
さらに、旧知の研究熱心な専業農家さんのお誘いを受け、「えごまの栽培」も始めました(2016年)。毎朝、4gほどのエゴマ油を飲み続けていたら、中性脂肪をはじめ、血液検査で標準値を超えていたものが、徐々に改善し、持病もなく、毎日、晩酌で心身ともに癒やされています。なかなか、良いものです。畑をお持ちの方には、是非、栽培なさることをお勧めします。詳しくはHP「うれしの市 農家道」を検索ください。
けんご農場の米や野菜たち